ビジネスにおける判断や予測を高める『俯瞰力』とは?
あなたは俯瞰して物事をみることがありますか?
俯瞰する力、いわゆる『俯瞰力』はビジネスのあらゆる場面で活躍します。
仕事で起きる問題はもちろん、日常生活や目標達成などにも役立てることができます。
そこで今回は、『俯瞰力』を高めるメリットと具体的な方法について解説していきます。
俯瞰とは何か?
俯瞰
読み:ふかん
- 高いところから見下ろすこと。
- 広い視野で物事を見ること。
- 客観的に物事の全体像を捉えること。
高いところから見れば、全体を見渡すことができます。
わかりやすい例で言うと、サッカーの中継がこの俯瞰の視点にあたります。
実際にプレーをしている選手たちの目線ではなく、『高い位置からカメラが撮影する映像』を見ています。
これが俯瞰です。
俯瞰するメリットとは?
物事を多面的に見ていくことで、立ち回りやすくなる
物事を1つの方向からしか見れなければ、視野が狭くなり活動の幅が限られます。
意識して多面的に見ていくことで、視野が広がり、気づかなかった点に気づくこともあるでしょう。
そうすることにより、視野の幅が広がり立ち回りやすくなります。
選択肢が増える
「この方法しかない!」と思っていることでも、俯瞰して視野を広げてみると、「別の方法でも可能ではないか?」という選択肢が見えてきます。
それに伴い新たな発見、アイデアが生まれてくることもあるでしょう。
感情のコントロールがしやすくなる
感情に波があり衝動的になってしまう方は、目の前の結果しか見ていないことが多いです。
俯瞰し、全体を見ることで長期的に考えることができ、感情をコントロールしやすくなります。
また活動のエネルギーにも繋がります。
予測を立てやすくなる
俯瞰するとは目の前だけでなく、全体、つまりゴールを意識することになります。
先のことを見据えて行動を繰り返してくことで、予測を立てやすくなり、先読みする力も身についていくでしょう。
思考力が深まる
これは言うまでもありませんよね。
全体像を意識し、予測を立てていくことで、その物事に対しての疑問点が出てきます。
疑問点と向き合い、それを解決してくことにより、思考力も鍛えられるでしょう。
『俯瞰力』を高める5つの視点とは?
ここでは、『俯瞰力』を高める具体的な方法を簡単にご紹介!
- 物事を多面的に捉えてみる
- 物事の全体像から把握する
- 短期的ではなく、長期的にみる
- ゴールから考える
- 相手視点で考える
※俯瞰する時の注意点
「俯瞰する」というと、あたかも全てが見えているような気になり、安心してしまう人がいます。
俯瞰さえしていれば全てがOKかというとそうではありません。
俯瞰はあくまで、大局的な視点に過ぎません。
大切なのは自分が見えていない「盲点」にどう気づくか?と言うことです。
あくまでも1つの視点として捉えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ビジネスにおいて日々磨きをかける、あるいは、自分自身が成長するためにも俯瞰力を身につけることはおおいに役に立ちます。
すぐに身につくものではありませんが、普段から意識的に俯瞰して物事を見ることで鍛えることは可能です。
少しでも参考になれば幸いです。