目標と目的の明確な違いとは?〜わかりやすく解説〜
『目標と目的』、非常に似ているようで異なるもの。
よく「手段が目的になっている」なんて言葉をビジネスの現場では耳にしますよね。
今回はこの『目標と目的』2つの違いについて解説していこうと思います。
『目的』とは何か?
『目的』とは簡単に言うと、実現させたい最終的な状態のことを言います。
これは登山に例えてみるとわかりやすいです。
登山をする目的は人それぞれで、
- 登山をすることによって達成感を感じたい
- 登頂から眺めのいい景色をみたい
- 一番高い山に登ってみたい
など様々な理由があります。
この理由こそが『実現させたい最終的な状態』つまり『目的』を表しています。
『目標』とは何か?
『目標』とは簡単に言うと、目的を達成させる為の通過地点のことを言います。
これも、先ほどと同じ登山に例えてみるとわかりやすいです。
目的の山に登る為には、
- どのルートを通っていくか?
- どんな格好でいくか?
- タイムスケジュールを計画する
などがあります。
そしてどうやっていくかという『手段』があります。
『目的』と『目標』の違いをもっとわかりやすく
- 目的は抽象的に、目標が具体的に
- 目的は見たいモノ、目標は見えるモノ
- 目的は1つ、目標は複数
- 目標は過程、目的は最終地点
まとめ
いかがでしたか?
『目的』と『目標』の違いが少しでも理解できたと思います。
『目的』が決まっているなら、その達成に向けて『目標』をを設定し、その目標をクリアする為に行動を起こしていくことで、目的に近づいていきます。
目標達成に気を取られすぎて、目的を達成できなくなってしまうと本末転倒です。
ですので目的を意識しながらそこにあった目標を設定し、達成に向けて行動していきましょう。
少しでも参考になれば幸いです。