カリギュラ効果とは?〜マーケティングに使える!?〜
カリギュラ効果って何?
カリギュラ効果とは、禁止されるほどやってみたくなる心理現象のことです。
よくある例としては、「絶対見るな!」など情報の閲覧を禁止するとかえってみたくなりますよね。
仮にあなたが誰かに、渡しものを頼まれたとします。
その際この中身は『何があっても絶対見ないでね!』と依頼人に強く釘を刺されたとします。
そう言われると仮に中身を覗かなかったとしても、中身が何なのか気になって仕方ないはずです。
名前の由来とは?
カリギュラ効果の『カリギュラ』とは、1980年代にアメリカで公開された映画カリギュラに由来します。
この映画は暴力シーンやポルノシーンがあまりにも生々しいという理由で、ボストンの一部地域で公開が禁止になったそうです。
その結果そのニュースが広まり、わざわざ他の州まで行ってまで見る人が続出するようになったことから『カリギュラ効果』と名付けられたそうです。
カリギュラ効果の例
私たちの身の回りにあるカリギュラ効果を狙った文言を簡単に紹介します。
- 『ここからは会員限定です』
- 『絶対に押さないでください』
- 『決して夜に一人で見ないでください』
- 『この結末はCMのあとで』
- 『今日限り限定の特別価格』
など様々です。
まとめ
これはうまく活用すれば、マーケティングにも使えます。
広告やキャッチコピーなどで、あえて禁止や制限をする文言を使用することで消費者は買ってみたくなる、試してみたくなるという心理になります。
ぜひ試してみてください。